本好きの妙な日常話の数々です
暁懐中日記
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朱塗り廻廊と白足袋
2013-10-07-Mon  CATEGORY: 未分類

対屋に続く渡廊を白足袋が滑るように歩む。

ひたた、ひたたと耳に迫る潮騒は、獣の伊吹のよう。
朱塗りの廻廊は幾重にも広がりそのさまは無限にも思える。
朱塗りの御柱や欄干の間に間に、鈍色の吊り燈籠が単調に続く。

その白足袋の歩む板張りのその下まで、ひたたる波は忍び寄ってきている。
たぷたぷと、板間から上がる飛沫からさっと足を引き、緋袴の巫女は再び歩みを進めた。

篝火に、照らされた朱塗りの廻廊はまるで内に灯りでも籠めたかのごとく、闇夜からその身を切り離す。

ふと、巫女は火焼前でその白足袋に包まれた小さな足をとめた。

その眼差しの先にあるのは、闇に沈む水面からぼうと浮かび上がる朱塗りの四ツ鳥居。

すっと半足を引き、巫女は唐突にそこへとぬかづく。

その先には四ツ鳥居の下を、一艘の舟がくぐってくる姿があった。


***

盛大に何も始まらない\(^o^)/

厳島神社に参拝して、夜の厳島神社の朱塗りの廻廊をはじめ、拝殿にあまりにときめきすぎて書きました。
夜の厳島神社に、大鳥居、すごくいいです。

ちょっと異世界ちっくなほど、幻想的
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