本好きの妙な日常話の数々です
暁懐中日記
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久々の夢想話。未完結の書きかけですが(汗)
そしてちょっと時季は早いんですがねっ




がちゃりと鍵を回す音が二つ重なった。
ゆえは締めた鍵を抜き取らぬまま、薄茶の視線を隣家のドアへと移す。
隣室のアイボリーの扉から現れた少女は、見慣れぬ出で立ちだった。
くるぶしまでのすとんとした濃紺のワンピース。髪もいつもの三つ編でなく、ヘアバンドのように頭に巻き付けているのも珍しく、ゆえは驚きに眉を上げた。

「あら、ゆえも出かけるの?」
「ああ…どうしたんだその格好」
その問いに月はちらっと微笑み、スカートの裾を持ち上げて見せた。
「似合わない?」
そんなことはなかった。
濃紺のワンピースは藍染の縮み織で涼しげ。腕には白い日傘を下げている。その姿は古風な良家の令嬢のようにも見える。
その感想をそのまま口にすることはなかったが、ゆえの表情の変化で月には伝わったらしい。
「何処かいくのか?」
「ええ、ちょっと…お盆だからね。母さんと父さん達に会いに行ってくるの」



月、お墓参りネタ
書き上げたら閑章にアップしますー
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