本好きの妙な日常話の数々です
暁懐中日記
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カフェ 花蝶風月
2011-08-22-Mon  CATEGORY: 『読者置いてきぼりシリーズ』
初めてのカフェに入る時はやたらめったら緊張するものだ、と藤花は思う。
期待と不安、ためらいがにじんだそれは嫌いではないが、いつも扉の前で呼吸を調える原因の一因ではあった。

木目が黒く沈んだ焦茶の木枠に、歪んだ古い板硝子の水泡が店内の色調を僅かに伝えてくる。

姿が見えないのに響く声。それにきょとりと目をみはり、藤花は鞄を抱え直した。今日は英Rと古典があったから二つの辞書で酷く重い。

***

現れた店主は女性だった。
艶やかな黒髪は夜会巻。サイドの髪が僅かに頬にかかっているのが、その年頃の女性では珍しいのではないだろうか。


***

久々の読者置いてきぼりシリーズ。
店長と女子高生、出会い編
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